今回のハンガリーグランプリは、個人的には面白かった。
僕は今年のF1の中ではセバスチャン・ベッテルを応援している。そのベッテルが予選でポールを獲得し、レースが始まっても1位を守り続けた。
ところが、セーフティーカーが入ったときに、前の車との間隔が規定以上に離れていたということでドライブスルー・ペナルティを言い渡された。つまり、ピットレーンを制限速度以内で通過するというもの。この裁定に対して、ベッテルは納得ができず、「なぜ自分がペナルティなんだ?」と無線で叫んでいた。
最終的には、ベッテルのチームメイトのウェーバーが1位、2位がフェラーリのアロンソ。そして3位がベッテル。表彰台に立ったときのベッテルの表情がとても印象的だった。
レッドブルでは、前回、アップデートされたフロントウイングをベッテルが壊したが、替えのパーツがないということで、ウェーバーが使う予定だったパーツをベッテルに渡し、ウェーバーには旧パーツを使用させるということがあった。もちろんこれにはウェーバーが怒り、チーム内で確執が起こった。そこで、チームは今後同じような場面において、ドライバーズ選手権で上位を優先するということを明確化した。
ということは、今回の勝利でドライバーズポイント1位になったウェーバーが優先的にパーツを使用できるということになる。
しかし、チームは本当にウェーバーを優先するのかな?レッドブルは若いベッテルを可愛がってるという噂だし。
あとフェラーリ時代のチームメイトであったバリチェロと、シューマッハが激しいバトルを見せた。フェラーリ時代はナンバー1ドライバーがシューマッハで、ナンバー2ドライバーがバリチェロということで、明らかなチームオーダーが何度も見られた。つまり、バリチェロは、よっぽどのことがない限り、シューマッハを抜くことができなかったわけである。しかし、今回は別のチームの車に乗る2人。バリチェロはストレートでスリップに入ると、一気に抜きにかかった。
しかし、シューマッハはよっぽど悔しかったのか、抜こうとするバリチェロに幅寄せし、バリチェロは危うくコンクリートウォールに激突するところだった。シューマッハのこの行為に対して、次戦での10グリッド降格が命ぜられた。
あれは明らかに危険な行為。見せるレースである以上、激しいバトルというのも重要だが、プロである以上、ああいう行為はやめて欲しいです。ただ、シューマッハの勝利に対する執念は感じました。来年には期待しよう。
F1はこれから3週間の休暇です。体をリフレッシュして、また見ごたえのあるレースをして欲しい。
でもエンジニアたちの頭は常にフル回転なんだろうな。
2010年08月05日
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